[前日計量]2017.3.9
天笠尚が後楽園ホールに登場
天笠(左)と臼井による日本ランカー対決
 後楽園ホールで開催される「A-Sign Bee1」の第5試合、56.8kg契約8回戦で対戦する日本フェザー級2位の天笠尚(31=FLARE山上)と日本同級7位の臼井欽士郎(37=横浜光)の前日計量が9日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
勝ち方にはこだわらない
 昨年4月に英国で判定負けして以来、これが再起2戦目となる天笠はリミットちょうどの56.8kgでパス。主戦場としているフェザー級(57.1kg)より300g軽い体重での試合となるが「減量は少しキツかったが、問題ない」と平常心を強調。「明日は万全を期して力を出し切る」と静かに闘志を燃やした。
勝ってランキング上位を狙う
 現在6連勝中の臼井もリミットちょうどの56.8kgでクリアした。2011年に一度引退するも3年後に復帰。それ以降負けなしの臼井は「以前は負けられないという気負いがあったが、一度ボクシングを辞めたので良い意味で開き直れている」と好調の理由を話した。「天笠選手と対戦すると聞いて最初は恐怖を感じたが、自分の力がどのくらい通用するかわかる相手なので明日が楽しみ」と全身全霊をもって戦い抜くと誓った。