[海外ニュース]2017.3.9
高視聴件数の統一戦
高視聴件数の統一戦

 4日に米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われたウェルター級王座統一戦、WBA(世界ボクシング協会)王者キース・サーマン(28=米)対WBC(世界ボクシング評議会)王者ダニー・ガルシア(28=米)はCBSテレビで全米に生中継されたが、ニールセン・メディア・リサーチ(NMR)のデータによると、その視聴件数がピーク時に510万件だったことが分かった。

 サーマン対ガルシアは115対113、116対112でジャッジ二者がサーマン、もうひとりは115対113で逆にガルシアを支持するというスプリット・デシジョンになったが、勝ったサーマンが2団体王者になった。この試合は「プレミアム・ボクシング・チャンピオンシップ(PBC)」としてCBSテレビで生中継された。NMRによると平均で374万件、ピーク時の視聴件数は510万件だった。これは2年前にPBCシリーズが始まって以来最高の数字だという。セミのエリクソン・ルビン(米)対ホルヘ・コタ(メキシコ)も平均で310万件だった。ちなみに昨年6月のサーマン対ショーン・ポーター(米)は平均で315万件、ピーク時394万件で、今年2月のWBCヘビー級タイトルマッチ、デオンタイ・ワイルダー(米)対ジェラルド・ワシントン(米)は平均186万件、ピーク時254万件だった。