[予備計量]2017.3.3
ブリエディス、フックとも規定内でパス

 WBC(世界ボクシング評議会)クルーザー級暫定王座決定戦、1位マイリス・ブリエディス(32=ラトビア)対元WBO(世界ボクシング機構)王者で現WBC2位マルコ・フック(32=セルビア/ラトビア)の12回戦は4月1日、ドイツのドルトムントで行われる。このほど、試合1ヵ月前の予備計量が行われ、ふたりとも規定内で問題なくパスした。

 21戦全勝(18KO)のブリエディスは208.9ポンド(約94.7キロ)、44戦40勝(27KO)3敗1分のフックは210.9ポンド(約95.6キロ)だった。クルーザー級のリミットは200ポンド(約90.7キロ)で、この時点では220ポンド(約99.7キロ)までが許容範囲とされるが、ふたりとも軽めの体重でクリアしたことになる。オッズは11対8でブレイディス有利と出ている。WBCのクルーザー級王座にはトニー・ベリュー(英)が君臨しているが、4日に元クルーザー級&ヘビー級王者デビッド・ヘイ(英)とノンタイトル戦を行うことになっており、防衛戦義務を果たせないため暫定王座が設置されることになった。