[海外ニュース]2017.3.1
村田の挑戦は?ミドル級に暫定王座
WBO(世界ボクシング機構)

 ミドル級トップ戦線に変化あり――WBO(世界ボクシング機構)のミドル級に暫定王座が設けられることになり、1位のアフタンディル・クルトシーゼ(37=ジョージア/米)と3位のトミー・ラングフォード(27=英)で決定戦が行われることになった。試合は4月22日、英国レスターで開催される。この階級ではWBA(世界ボクシング協会)とWBOで2位、WBC(世界ボクシング評議会)4位、IBF(国際ボクシング連盟)3位の村田諒太(31=帝拳)が挑戦のチャンスを待っている状態で、今後の動きが注目される。

ビリー・ジョー・サンダース
 WBOのミドル級王座にはビリー・ジョー・サンダース(英)が君臨しているが、15年12月の戴冠からブランクが続き、昨年12月にやっと初防衛戦を行ったところだ。今年1月になってクルトシーゼとの指名防衛戦指令が出たが、両陣営の合意で試合は先延ばしが決まっていた。こうしたなかでの暫定王座決定戦だけに、サンダースが負傷したのか、それとも別の計画があってのことなのか気になるところだ。暫定王座決定戦に出場するクルトシーゼは36戦32勝(21KO)2敗2分、ラングフォードは18戦全勝(6KO)。