[海外ニュース]2017.3.1
5/6の前座でマティセが戦線復帰

 元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級暫定王者ルーカス・マティセ(34=亜)が5月6日、米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われるWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・チャベス(26=メキシコ)対元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(31=メキシコ)の前座に出場することになった。相手は元世界ランカーのエマヌエル・テイラー(26=米)。

ビリー・ジョー・サンダース
 強打とタフネスで知られるマティセは12年9月にWBC世界スーパーライト級暫定王座を獲得したが、13年9月に正規王者ダニー・ガルシア(米)に敗れて無冠に。その後3連勝を収め、ガルシアが返上したWBC王座の決定戦に出場したが、ビクトル・ポストル(ウクライナ/米)に10回KO負け。その試合で目を痛めたこともあってブランクが続いていた。これが1年7ヵ月ぶりの復帰戦となる。42戦37勝(34KO)4敗1無効試合。テイラーは24戦20勝(14KO)4敗。のちの世界王者クリス・アルジェリ(米)、4階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)、現WBC世界ウェルター級1位のアントニオ・オロスコ(メキシコ)らに敗れているが、KO負けは一度もない。現在は2KO勝ちと調子を取り戻している。