[ニュース]2011.1.19
日韓戦実現へ向け
 以前より日本、韓国合同での開催が検討されてきた『日韓新人王戦』が、韓国拳闘委員会(KBC)のホームページによると、今年4月30日に韓国で開催予定と発表されている。
 同ホームページでは、まず韓国の新人王戦予選が2月23・24日に行なわれ、3月12日に準決勝、3月26日に決勝戦を実施し、階級はフライ、バンタム、ライト、スーパーライト、ウェルター、スーパーウェルター、ミドル、ヘビーの8階級で行う。この結果を待って『日韓新人王戦』は4月30日(土)、ソウル市の東隣に位置する南楊州市で開催予定とも掲載されている。
 だが全日本新人王では、スーパーウェルター・ヘビーの2階級は実施しておらず、日韓戦が何階級で行われるかは未定である。この『日韓新人王戦』の告知を受け、東日本ボクシング協会北澤事務局長は「2月の韓国新人王予戦が終わり、KBC首脳陣が来日する予定です。そこで協会としっかりと話し合い、開催の日時など詳細を詰めることになるでしょう」とコメント。階級についても「日本の新人王はスーパーウェルター、ヘビー級はありません。実際にいくつの階級で対抗戦が出来るのかも話し合わないといけない」と、現段階では実施階級は未定の模様。また日本と韓国の興行形態も大きく違い、さらに日本側も既に試合が決まっている選手がいるだけに、新人王戦となるか、日韓対抗戦となるのかも流動的である。