[海外ニュース]2017.2.27
4/22 元暫定王者マレー対ロサド
マーティン・マレー

 12年から13年にかけてWBA(世界ボクシング協会)ミドル級暫定王座に君臨したマーティン・マレー(34=英)が4月22日、世界挑戦の経験を持つファイター、ガブリエル・ロサド(31=米)と英国リバプールのエコー・アリーナで対戦することになった。ともに過去にゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)にTKO負けを喫しており、サバイバルマッチという位置づけになる。

マーティン・マレー
 マレーは15年2月にゴロフキンに挑戦し、粘ったものの11回で力尽きた。その後はスーパーミドル級に階級を上げて世界挑戦もしたが目的を果たせなかった。一方のロサドは13年1月にゴロフキンに挑戦。こちらも善戦はしたものの7回TKOで敗れている。一時期のスランプを脱して世界ランクに名を連ねた時期もあったが、昨年9月にウィリー・モンロー(米)に判定負け、これが再起戦となる。戦績はマレーが39戦34勝(16KO)4敗1分、ロサドが34戦23勝(13KO)10敗1無効試合。