[コラム]2017.2.20
王者であり続けることの難しさ
3/2 山中が両国国技館でV12戦に臨む
 11年11月の獲得から5年もの間、WBC世界バンタム級王座に君臨し続ける山中慎介(34=帝拳)が、3月2日(金)の東京・両国国技館で同級6位カルロス・カールソン(26=メキシコ)を迎え12度目の防衛戦に臨む。1980年10月に具志堅用高氏が打ち立てた日本人男子世界王座防衛記録「13」まで、勝てばあとひとつと迫る山中は、これまで同様に防衛回数はあくまで積み重ねてきた結果と語るが、先日の発表会見では「ここまで来ると正直よく分からない」と本音も口にした。