[インタビュー]2017.2.16
黒田雅之 世界しか見えていない
今年で日本は卒業すると黒田
 今年のフライ級チャンピオンカーニバルは、王者の粉川拓也(31=宮田)の怪我により設置された暫定王座決定戦を、1位のユータ松尾(27=ワルードスポーツ)と2位の黒田雅之(30=川崎新田)が2月28日(火)の後楽園ホールで争う。
 デビューから5年目、タイトル初挑戦の松尾に対し、元日本ライトフライ級王者の黒田はキャリア12年目、カーニバルは2年連続、5回目の出場で、フライ級王座は3度目のアタック。またランカーのなかでは唯一、世界戦(13年2月に当時のWBAフライ級王者ファン・カルロス・レベコ/アルゼンチンに挑戦)も経験しているベテランだ。1月に都内で行われたチャンピオンカーニバル発表会の檀上では「今年で日本は卒業する」と意気込み、その先を見据えていた。