4日、福井きらめきみなと館で開催された北陸イシマルジム主催興行にて次期世界戦とも言える一戦が行われた。今をときめくWBC世界フライ級チャンピオン内藤大助(宮田)VS日本フライ級1位地元福井の星、清水智信(金子)がエキシビジョンとして3分2Rの公開スパーリングを行い大会を盛り上げた。
　1Rは世界戦の大毅を思わせる動きで、内藤が清水に腰骨パンチやバックドロップに行く素振りを見せ、会場を湧かせたが、2Rは打って変わり両者真剣にパンチを交差させ、レベルの高い攻防を披露した。
　内藤が来年行われるボンサクレックとの防衛戦をクリアすれば、内藤VS清水も夢ではなくなる。今回の公開スパーが次期世界戦となり、両者がベルトを賭け拳を交える事になれば、日本ボクシング界も更に盛り上がる事だろう。