[ニュース]2011.1.11
Vクリチコvsソリス、3/19
 WBC世界ヘビー級王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)の6度目の防衛戦が3月19日、指名挑戦者オドラニエル・ソリス(キューバ/米)をドイツのケルンに迎えて行われることになった。
 39歳のクリチコは43戦41勝(38KO)2敗。挑戦者のソリスは04年のアテネ五輪ヘビー級金メダリストで、359戦347勝12敗のアマ戦績を誇る30歳。ユリオルキス・ガンボアらと一緒に亡命後、プロ転向を果たし、ここまで17戦全勝(12KO)をマークしている。昨年12月、レイ・オースチン(米)に反則勝ちを収めて指名挑戦権を手にした。ソリスの報酬は180万ドル(約1億5000万円)と発表されている。
バアス、元王者アギーレと防衛戦
 WBC世界ライトフライ級王者ヒルベルト・ケブ・バアス(メキシコ)の初防衛戦が2月5日、メキシコのメリダで行われることになった。挑戦者は、なんと元世界王者のアントニオ・アギーレ(メキシコ)というから驚きだ。
 アギーレは44戦34勝(20KO)9敗1分の35歳だが、08年10月から2年以上のブランクがあり、引退状態が続いている選手。しかも、05年以降の8戦に限っては4度の世界戦を含めて1勝7敗で、しかも4連敗中でもある。
 バアス(33歳)は58戦34勝(21KO)20敗4分。