来月5日に開催される東洋太平洋バンタム級タイトルマッチで、王者マルコム・ツニャオカ(真正)に挑戦者することが決まっていた東洋同級9位・安田幹男(六島)が、左拳を怪我していたことが安田自身のブログで分かった。

　安田は年末に行ったスパーリングで左手中指の靭帯損傷および腱が断裂。現在はギブスを付け治療に専念しているが、ギブスを外すまでに4週間はかかるとのこと。安田は東洋戦の出場を断念し、急遽、新しい挑戦者に前日本スーパーフライ級王者・中広大悟(広島三栄)が決定した。

　現在WBA世界スーパーフライ級10位の中広は、昨年9月に当時の暫定王者・佐藤洋太(協栄)に判定で敗れ王座から陥落。来月のツニャオカ挑戦が復帰戦となる。