[試合後談話]2017.1.17
江畑佳代子の再起戦
江畑佳代子が復活
 世界再挑戦を目指す元OPBF東洋太平洋ミニフライ級王者の江畑佳代子(ワタナベ)が17日、後楽園ホールで開催された「DANGAN173」で再起戦を行った。
2度のダウンを奪う完勝
 スーダ・サックナロン(タイ)と対戦した江畑はサイドに動いては左ボディを的確にヒット。さらに右ストレートを好打してペースを握った。スーダもワンツーを返すが、江畑はブロックして回避した。3ラウンド、江畑はボディからアッパーを突き上げダウンを奪い、続く回にフィニッシュに持ち込んだ。
人生に後悔したくない
 昨年9月以来の試合を勝利で飾った江畑は「1ヶ月前に急遽決まった試合だったのでタイトル戦より緊張した。頭の位置が悪かったので注意しながらボディから攻めた。勝ててホッとしている」と安堵の表情。「会長やトレーナーに復帰を勧められたが、年齢のこともあるし気持ちを持っていけるのかすごく悩んだが迷っているならリングに上がろうと決めた」。「適正階級はライトフライ級だが、世界戦ができるならその下(ミニフライ級)でも落とす。もうここまできたらやれるところまでいく」と6度目の世界挑戦へ執念を見せる。