[海外ニュース]2017.1.4
最高試合賞に山中慎介とアンセルモ・モレノの2度目の対戦が選出された
山中慎介(帝拳)vsアンセルモ・モレノ(パナマ)
 ボクシングの専門サイトBoxingScene.comはこのほど、2016年の「Fight of The Year(年間最高試合)」に山中慎介(34=帝拳)がアンセルモ・モレノ(31=パナマ)を7回TKOで下してWBC世界バンタム級王座11度目の防衛を果たした試合を選出した。また、同サイトは新鋭賞に該当する「Prospect of The Year」に山中の王座を狙うWBC同級3位ルイス・ネリィ(メキシコ)を選んだ。
激戦が続く山中慎介(帝拳)
 前年の僅差判定勝負(山中が勝利)を受けて行われた山中対モレノの再戦は16年9月16日に大阪で行われた。KO決着を狙う両者は初戦よりも近距離でパンチを交換し、そのため初回にモレノがダウン、4回に山中がダウンというスリリングな展開になった。6回に再びダウンを奪った山中が7回にさらに2度のダウンを追加して勝負を決めるというドラマチックな試合だった。
今年も山中慎介(帝拳)に注目して
 また、新鋭賞に選ばれたネリィは山中を標的として定めるサウスポーの強打者で、16年の5勝(4KO)を含め12年5月のデビューから22戦全勝(16KO)をマークしている。今年は山中の挑戦者候補に浮上してきそうだ。