[一夜明け会見]2017.1.1
小國以載まだ実感はわかない
新チャンピオン小國以載
 KO勝率100%を誇った怪物王者のジョナタン・グスマン(ドミニカ)をボディから崩して初戴冠を果たした、IBF世界スーパーバンタム級新チャンピオン小國以載(角海老宝石)が元日、京都市内の宿泊先のホテルで一夜明け会見を開いた。大晦日の激闘の跡は、照れと一緒に大きなサングラスで隠していた。
1ヶ月前に用意した眼鏡
 この一夜明け会見のために1ヶ月前に通販で購入したファンキーなサングラスで登場した小國は「正直まだチャンピオンになった実感はないですね。この眼鏡はグスマンのパンチでめっちゃ腫れたらと思って大きめのを通販で買いしました」と記者をオグニワールドで笑わせた。「2ラウンド右が痛くなって、3か4ラウンドで左を痛めたのでどうしようかなって思っていましたが、トレーナーのいうようにボディが効いていたのでなんとか勝つことができました」と昨夜の激闘を振り返った。「まだ、続けるかどうかもわかりませんけど、今から地元の赤穂に家族と帰ってゆっくりします。あっ、ジムに呼ばれたらすぐに(東京に)帰りますけどね(笑)」と終始笑顔で会見を締めた。
阿部弘幸トレーナー
 同席した阿部弘幸トレーナーは「元々完成された選手。この選手を世界に連れて行かなかったら俺のせいになると、正直プレッシャーもありました。こうやってチャンピオンになってくれてホッとしています。本当にこの手でよく勝てましたよ」心境を吐露した。
爆笑会見