検診後、グスマンは「オグニも調子が良さそうな顔をしていたし、試合をするのが楽しみだね。身長はもう少し高いかと思ったくらいなので問題ではない。僕の周りの人たち、ドミニカの国民のためにベルトはしっかり持ち帰るつもりだ」と余裕のコメントを残した。

　初体験の検診を終えた小國は会見の冒頭「アーペタポオエラーピペ」とグスマンを真似てスペイン語風の話し方で報道陣の笑いを誘い阿部弘幸トレーナーが「緊張しているんでしょうね」と苦笑いを浮かべ即座に訳し抜群のコンビネーションをみせた。その後、改めて真面目に質疑応答に答えた小國は「まあ、身長あんなもんやと思いますが、顔がちっちゃかったですね。僕が上回っているのは日本の方の応援やと思うので当日は大きな応援よろしくお願いします」と笑顔で語った。

■検診結果
IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
王者:ジャナタン・グスマン(ドミニカ)
身長:167cm
頸周:35.4cm
胸囲:84.2cm
リーチ:174cm
血圧:131/87mm/Hg
脈拍:61/min
体温:36.2℃

同級5位:小國以載(角海老宝石)
身長:172cm
頸周:35.4cm
胸囲:85cm
リーチ:174.8cm
血圧:125/79mm/Hg
脈拍:53/min
体温:36.5℃