パッキャオの対戦相手候補としては数人のトップボクサーの名前が挙がっていた。しかし、フロイド・メイウェザー(米)は自身のトラブルがネックになり除外。3度目の対決を望んだファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)は、彼が属するゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が、パッキャオを擁するトップランク社と仲違いしており圏外へ。こうしたなか、GBPを離れて独自に交渉を続けたモズリーが金的を射止めた。
　今月17日に32歳になったパッキャオは57戦52勝(38KO)3敗2分。39歳のモズリーは53戦46勝(39KO)6敗1分。パッキャオの報酬は不明だが、モズリーの試合報酬は500万ドル(約4億2000万円)と伝えられる。