[発表会見]2016.12.15
帝里木下に2年半ぶりにチャンス到来
帝里と千里馬会長
 神戸市内の千里馬神戸ジムで15日、IBF世界スーパーフライ級3位の帝里木下(30)が次戦発表会見を行った。帝里の次戦は1月28日(土)、IBF世界スーパーフライ級指名挑戦者決定戦で元世界王者で同級6位のマックジョー・アローヨ(30)とアローヨの地元プエルトリコで拳を交えることが発表された。帝里は2年半ぶりの世界戦に向けて「勝つことしか考えてない」と意気込みを語った。
千里馬啓徳会長
 会見の冒頭、千里馬啓徳会長は「1月28日、プエルトリコのサンファンで元世界王者のマックジョー・アローヨ(30=プエルトリコ)と指名挑戦者決定戦が決まりました。日程の変更はまだあるかもしれませんが、契約書がきたので、この予定で動きます。2年半前の帝里より、パンチ力もついたし、アローヨはサウスポーなのでやりやすいと思います。厳しいアウェイでしっかり権利を獲って、精神的にも成長して世界戦ができるようにしていきたい」と敢えてアウェイでの挑戦を明かした。
帝里木下(30)
 続いて帝里は「元々、海外での試合を希望していたのですが、会長からもありましたが、アウェイで厳しい状況でしっかり元王者に勝って自信をつけて世界戦を迎えたいと思います。今回の試合は本当に勝つことしか考えていないので、それに集中したいと思います」と静かに闘志を燃やした。