[ニュース]2010.12.18
日本Sバンタム級は暫定!
 来年1月8日から開催されるチャンピオンカーニバル。日本スーパーバンタム級は王者・芹江匡晋(伴流)が膝を負傷するアクシデントに見舞われ、チャンピオンカーニバルでの防衛戦決行か、暫定王座が設けられるのかに注目が集まっていた。
瀬藤 幹人
 ここに来て日本ボクシングコミッション(JBC)は、芹江の膝の具合を考慮し、暫定王座の設置を決定。当初は、1位・瀬藤幹人(協栄)と、2位・大橋弘政(HEIWA)との暫定王座決定戦が検討されていたが、大橋は3月に予定される空位の東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦へのエントリーが決まり、JBCは3位・玉越強平(千里馬神戸)が暫定王座決定戦に出場することを17日に発表した。試合日時は未定。
玉越 強平
 今回の件について正規王者・芹江は「瀬藤選手には本当に申し訳ない思いで一杯です。医者からも試合は3月か4月じゃないとOKは出せないと言われています。それまでに完璧に膝を治し、万全の状態で統一戦のリングに上がります」とコメントしてくれた。
 瀬藤はここまで40戦を戦い、玉越も38戦を経験するベテラン同士。この暫定戦に勝利すれば、互いに王座初戴冠となる。果たして暫定王座を奪い獲り、正規王者・芹江との王座決定戦に駒を進めるのは…。

■日本Sバンタム級暫定王座決定10回戦
日本同級1位・瀬藤幹人(協栄)VS日本同級3位・玉越強平(千里馬神戸)
■瀬藤:40戦30勝(16KO)8敗2分
■玉越:38戦26勝(10KO)6敗6分