[前日計量]2016.12.13
敵地タイで歴史的快挙を狙う33歳
タイで世界戦
 明日、14日にタイ東北部のナコンラチャシマでWBA世界ミニマム級王者のノックアウト・CPフレッシュマート(26=タイ)と挑戦者の同級14位小野心(33=ワタナベ)の前日計量がタイ・シーマホテルで行われた。
2度目の世界挑戦となる小野
 決戦を控えた両者はミニマム級リミットちょうどの47.6kgでパス。日本人選手のタイでの世界挑戦は2013年に江藤光喜(白井・具志堅)がWBA世界暫定フライ級王者(コンパヤック・ポープラムック)に勝ったのみ、鬼門となる場所での挑戦に「明日は絶対に勝ってベルトを持ち帰ります」と静かに闘志を燃やした。
13戦全勝(6KO)のノックアウト
 6月に正規王者のバイロン・ロハス(ニカラグア)に判定勝ちして以来の試合となるノックアウトは旺盛な手数を武器に好戦的なスタイルで防衛を目指す。
2戦続けてのタイでの試合となる
 アンダーカードでは3月にタイでWBC世界ミニマム級王座に挑戦して以来の再起戦となる大平剛(32=花形)も出場。50.0kg契約8回戦でスファキャット・カンファ(タイ)とノンタイトル戦で対戦する。400gアンダーの49.6kgでクリアした大平は「しっかり勝って次につなげたい」と意気込みを口にした。
明日、決戦のゴング