[調印式・計量]2016.12.12
初防衛vs初挑戦の女子世界戦
ダブル世界戦調印式
 13日の後楽園ホールで開催される女子イベント、「DaganLadies Vol.3」のメインで争うWBA女子世界ライトミニマム級チャンピオン古川夢乃歌(22=ワタナベ)とチャレンジャー岩川美花(33=高砂)の調印式と前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
ワクワクとドキドキしかないと古川
 プロ11戦目で8月の決定戦を制し、世界王座に就いたばかりの古川は初防衛戦にも「プレッシャーはまったく感じない。明日が楽しみ」と笑顔で語り、挑戦者については「がむしゃらに前へ出る私とはスタイルが違い、噛み合えば面白くなるはず。トータルでは向こうの方が上だと思うが、運も含めれば私の方が上」と自信を示し、明日は積極的に仕掛けると意気込んだ。
対照的に緊張していると岩川
 一方、世界初挑戦となる東洋太平洋女子ライトフライ級王者の岩川は、古川と対照的に「すごく緊張している」と第一声。それでも「大きな舞台を楽しみたい」と明るい表情を見せ、「自分のボクシングを貫き通すだけ。このチャンスを必ずものにします」と王座奪取を誓った。
古川はリミットを300gアンダー
■計量結果
WBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチ
王者・古川夢乃歌(ワタナベ)
体重:45.9kg
体温:37.0℃
脈拍:52/min
血圧:141/80mm/Hg
長身の岩川も200gアンダーで一発クリア
挑戦者・岩川美花(高砂)
体重:46.0kg
体温:36.9℃
脈拍:60/min
血圧:129/75mm/Hg
ふたりの身長差は4cm