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[前日計量]2016.12.5

ライト級元王者が復活の狼煙を上げる

左:ドロニオ 右:加藤
 明日の6日(火)に後楽園ホールで開催される「角海老ボクシング」のメインイベント、ライト級10回戦に出場する元日本・OPBFライト級王者の加藤善孝(32=角海老宝石)とフィリピン同級10位レオナルド・ドロニオ(28=比)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。次戦で39戦目となる加藤は約2年ぶりの勝利を目指す。
明日は精神面が大事
 来年の飛躍に弾みをつけたい加藤はリミットちょうどの61.2kgでパス。「6月に世界ランカーを呼んでもらったのに、慎重になりポイントを計算してしまった。スパーリングでの出来がいかに試合で出せるかが課題」と静かに闘志を燃やした。相手の映像を観たという加藤は「相手は海外経験が豊富でパンチがありそう。打ち合う展開は間違いないので簡単には倒れなさそうだが、しっかりとKOする」と意気込んだ。
加藤は強そうだが勝つ
 これが4度目の来日となるドロニオもリミットちょうどの61.2kgで秤を降りた。現在は連敗中だが、2014年8月には現OPBFスーパーライト級王者のアル・リベラ(23)と対戦しKO勝ちしており、加藤にとっては油断のできない相手となる。
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