[合宿情報]2016.11.14
井岡ジム恒例の白浜走り込みキャンプ
井岡ジム恒例の白浜キャンプ
 和歌山県白浜町で14日、WBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)が大晦日に開催される4度目の防衛戦に向けて恒例の白浜走り込みキャンプをスタートさせた。あいにくの曇り模様となったが「このキャンプからスイッチが入るので」と気合の表情で砂浜を疾走した。
 また、このキャンプにはWBA世界スーパフライ級1位で前日本同級王者の石田匠(25)と日本スーパフライ級12位の橋詰将義(23)を含め井岡ジムの精鋭4人が同行、さらに名古屋の薬師寺ジムの選手2人と薬師寺保栄会長が初参加し走り込みを行なった。
井岡一翔
 走り込み前に井岡は「大晦日やると決まったからにはやるしかない。いつも通りですけど、ここでしっかり12ラウンド打ち合いできる下半身を作っていきます」と気合の入った表情を見せた
井岡一法会長
 キャンプに同行している井岡一法会長は「いつも通りのキャンプです。2泊3日、1日20km走って下半身強化して帰ってしっかりスパーで仕上げる感じやね。(対戦相手の)スタンプは映像をちょっと見たけど、右ストレートが強い感じやね。若くて勢いがあるから大晦日はエエ試合になるでしょう」と語った。
薬師寺保栄会長
 薬師寺保栄会長は「25年前に井岡弘樹と一緒にここ(白浜)でキャンプして以来ですね。うちの若い選手も一翔や井岡ジムの選手をみてしっかり刺激をもらっていってほしいね」と目を細めた。
右:石田匠
 石田は「12月にも試合が決まりそうなので、しっかり走り込んで下半身強化します」と拳を握った。
 橋詰は「絶対(走り込み)1番で帰ってきます」と意気込んだ。
恒例の白浜キャンプ