[ニュース]2010.12.8
タイソンとチャベスが殿堂入り
 米国ニューヨーク州カナストータの国際ボクシング殿堂(IBHF)は7日、2011年6月に殿堂入りする元選手、関係者を発表した。近代の選手部門では元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン(米)、3階級制覇者フリオ・セサール・チャベス(メキシコ)、元世界スーパーライト級王者コンスタンチン・チュー(ロシア)が選ばれた。
 また、関係者部門ではダニエル・サラゴサやマルケス兄弟など数々のメキシコ人ボクサーを世界王者に導いたトレーナー、イグナシオ・ナチョ・ベリスタイン(メキシコ)氏と、レフェリーのジョー・コルテス氏、さらに俳優のシルベスター・スタローン氏が選ばれた。黎明期の部門では元世界ライトヘビー級王者のジャック・ルート(米)らが選ばれている。
 殿堂入り選手の資格は最終試合から5年以上が経過していることが条件になっており、タイソンとチャベスは今年、その条件を満たしてすぐ選考されたことになる。
 殿堂入りの表彰イベントは6月第2週にスタートし、12日に盛大なパレードが行われる予定。