[世界戦発表会見]2016.11.9
全てにおいて負ける気はしない
井岡一翔(井岡)大晦日に4度目の防衛戦
 大阪市内の井岡ジムで9日、WBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)の4度目の防衛戦が発表された。対戦相手はWBAから対戦指令が出ていた暫定王者のスタンプ・キャットニワット(タイ)で戦績は15戦全勝(6KO)。試合は大晦日、島津アリーナ(京都府立体育館)で開催されるウォズジム主催のメインで王座統一戦となった。また、この日はIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチとして初防衛戦を迎える王者のジュナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に同級5位の小國以載(角海老宝石)が挑む世界戦もセットされている。
王者の貫禄充分の井岡
 井岡は「今年も大晦日の試合が決まって嬉しく思っています。今回は6度目で僕の試合を楽しみにしてくれている方もいると思うので、良い締めくくりができる試合をできるよう頑張ります」意気込んだ。
6度目の大晦日決戦
 暫定王者との統一戦となったことについては「僕の中では指名挑戦者と思っています。チャンピオンは1人で良いと思っているので格の違いを見せつける試合が出来たらと思っています」と落ち着いた様子で語った。対戦相手のスタンプについては「若くしてチャンピオンになって勢いもあると思います。その部分で言えば怖さもあると思いますが、全てにおいて負けている部分はないと思っているので自信を持って挑みたいです」と王者の貫禄をみせた。
暫定王者のスタンプ・ギャットニワット
 暫定王者のスタンプは15歳でプロデビューすると3戦目でPABAフライ級王座を獲得。15戦全勝でタイボクシング史上最年少の17歳でWBA世界フライ級暫定王者になった、現在18歳のタイ国期待のホープだ。