20日、後楽園ホールで行われたスヴェンソン・エキサイトボクシング東洋太平洋Sミドル級暫定王座決定戦、東洋太平洋Lヘビー級王者クレイジー・タイガー・キム(ヨネクラ)VS東洋太平洋Sミドル級6位ズルフィカル・アリ(フィジー)の一戦は、全般を通じてキムのペースで試合は進み、6R、キムがアリをコーナーに詰めて右アッパーを連打。アリが逃げようとした所にキムの左ボディが直撃し、アリは膝から崩れ落ち轟沈。10カウントを数えた。
　キムはOPBF東洋太平洋をSウエルター級、Lヘビー級に続き、今回のSミドルで3階級制覇を成し遂げた。今回の暫定王座決定戦においても完勝の内容でベルトを手にしたキム。もはや日本・東洋には敵のいない状況だ。今後はキムの世界進出に期待が掛かる。