[顕彰式]2016.11.4
山中慎介が名誉中野区民に
中野区名誉区民
 中野区名誉区民顕彰式が4日、東京・中野区議会第1委員会室で開かれ、WBC世界バンタム級王者で9月に11度目の防衛に成功した山中慎介(帝拳)と56世2代梅若玄祥氏(観世流シテ方能楽師)に中野区名誉区民の称号が贈られた。中野区名誉区民条例は今年6月に制定されたもので、今回選ばれた二人が最初の名誉区民となった。
2009年から7年間住んでいる中野区
 この日の式典で山中の栄誉を称えた田中大輔区長は、東京で開催された山中の世界戦は、初防衛戦から毎回応援のために会場まで足を運んでいる。「実は引越しも考えていたけど…」と笑いを誘った山中慎介だが「現役中はしっかり稼いで納税します」と2009年から住んでいる中野区に恩返しすることを約束した。
56世2代梅若玄祥氏(観世流シテ方能楽師)と山中慎介
 32万人の中野区。ロードワークで区内を走ることも多い山中は、7年住んだ感想として「近所付き合いもよく、東京で試合の時には応援に来てくれる人もいる」と話した。