[ニュース]2016.11.3
ボクシング界に栄誉!秋の叙勲が発表
F原田氏 後楽園ホールにて
 平成28年度秋の叙勲受章者が3日付で発表され、ボクシング界からは元世界2階級制覇王者で現在は日本プロボクシング協会終身名誉会長のファイティング原田氏(73)が、顕著な功績をあげた人に贈られる旭日小綬章を受章。原田氏は新聞各社の報道で「素晴らしい賞を頂きました。これまでの賞で一番嬉しい」とのコメントを発表した。プロボクサーでの叙勲は日本人初の世界チャンピオン故・白井義男氏以来二人目。
渡辺協会長
 また、この栄誉に渡辺均日本プロボクシング協会長、日本ボクシングコミッション秋山弘志理事長より祝辞が伝えられた。

■日本プロボクシング協会
渡辺均協会長
 「この度の旭日章受章、大変おめでとうございます。日本ボクシング界にとって大変名誉なことであり、喜ばしいことであります。私が子供の頃に見たポーン・キングピッチ戦やエデル・ジョフレ戦は国民が熱狂し原田氏は国民的ヒーローでした。引退後は日本ボクシング協会長やJBCの評議員などを歴任され、ファイティング原田ジムの会長としてもご活躍されています。これからもますますご活躍いただき、ボクシング界のために貢献していただきたく存じます」。
JBC秋山理事長
■日本ボクシングコミッション
秋山弘志理事長
 「今般、元世界フライ級、バンタム級の2階級制覇王者である、ファイティング原田氏(原田政彦・ファイティング原田ジム会長)に贈られます叙勲は、ボクシング界において大変名誉なことであるとともに、心より喜ばしい出来事であります。日本ボクシングコミッションは、世界チャンピオンの功績とともに、長年日本プロボクシング協会(JPBA)の協会長、終身名誉会長としてボクシング界をけん引し、現在もJBCの評議員としてご活躍されております原田氏に、最大の賛辞をお贈りいたします。今後ともボクシング界の更なる発展のために、ご尽力をお願い致す所存でございます」。