[ニュース]2010.12.4
興毅、王座決定戦へ!!
亀田 興毅
 3日、元WBA世界ライトフライ級・元WBC世界フライ級王者・亀田興毅(亀田)のWBA世界バンタム級王座決定戦が亀田ジムより発表された。今月26日、さいたまスーパーアリーナで開催される"亀田祭り"で、興毅の世界3階級制覇を懸けた戦いが実現する。
亀田 興毅
 興毅の3階級制覇の前に立ち塞がるのは、WBA世界バンタム級5位アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)。ムニョスは2002年3月にセレス小林からWBA世界スーパーフライ級王座を奪い、小島栄次(金沢)、本田秀伸(グリーンツダ)を下し王座を防衛。一度は王座から陥落するも、2007年5月に名城信男(六島)が保持していたWBA世界同級王座に挑戦し、再び世界王座に返り咲いた。その後は相澤国之(三迫)、川嶋勝重(大橋)の挑戦を退け"日本人キラー"の異名を欲しいままにした実力者だ。
 ムニョスは今年2月に引退を表明したが、WBA世界バンタム級7位にランクされている事と世界2階級制覇を理由に10月にパナマで開催されたWBA"KOドラッグ"で電撃復帰を飾った。そして今回、興毅とのWBA世界バンタム級王座決定戦のチャンスを掴んだのだ。
 興毅にとってはスーパーフライ級を飛び越え、バンタム級での3階級制覇への挑戦。果たして"浪速の闘拳"亀田興毅は、日本人キラーを相手に日本ボクシング史上初となる偉業を成し遂げることが出来るのか…。