[ニュース]2016.10.17
最高裁勝訴の前JBC事務局長が出社
5年5ヶ月ぶりに安河内剛氏が出社
 日本ボクシングコミッション(JBC)に不正経理疑惑による降格・解雇無効の訴えを起こし、昨年6月の最高裁で解雇無効の判決が確定した前JBC事務局長の安河内剛氏が17日、東京・水道橋のJBC本部事務局に5年5ヶ月ぶりに出社した。
浦谷統括本部長と言葉を交わした
 職員が見守るなか事務局長として復職した安河内氏は、JBC秋山弘志専務理事、浦谷信彰統括本部長と顔合わせし、「これから仲良くやっていきましょう」との見解で一致。今後どういった業務を行うかは今週末以降あらためて話し合いの場が設けられる。
 詰め掛けた報道陣の取材に応じた安河内氏は、馴染みにの記者に挨拶を交わすと「意外と気負いなく自然体でいられる」と安堵の表情を見せた。復職にあたり事務局長の上位ポストに統括本部長が新設されたことについては、今後も双方の代理人を通じて協議を進めると話し、「納得はしていないが戻った以上はできる限りの仕事をしていきたい。当面は与えられた仕事をこなしていくことになるが、そのなかで現在JBCが抱えている問題について提起していきたい」と意欲を示した。