[試合後談話]2016.10.2
倉敷守安桃太郎ファイト
内野々とユーリ阿久井
 岡山県総社市内のサントピア岡山総社で2日、倉敷守安ジム主催のイベント「桃太郎ファイトボクシング」が開催された。メインイベントでは日本ライトフライ級13位のユーリ阿久井政悟(21=倉敷守安)が九州の内野々大叶(29=ウエスタン延岡)を迎えてのフライ級8回戦に臨んだ。
地元でTKO勝利
 試合は、しっかりした軸から回転の早いパンチを打ち込む阿久井が終始内野々を圧倒して終了。
序盤から積極的に前に出た内野がワンツーを阿久井のガードの上に当てるのに対し、阿久井は冷静にさばくと強烈な右ボディストレートを決め内野々の動きを止める。すると3ラウンド、ロープに詰めた阿久井がラッシュを掛け内野々がダウン。立ち上がった内野々だが抵抗することはできずレフェリーが試合を止めた。阿久井が地元開催のイベントで見事なTKO勝利を収めた。
ユーリ阿久井政悟(21=倉敷守安)
 試合後、阿久井は「(相手は)元ランカーですし、しっかりと落ち着いてボクシングが出来たと思います。もうちょっと早くに足を使ってボディを決めれてたらよかったんですけどね、今後も会長に組んでいただいた試合をしっかりこなしてチャンスを狙いたいです。また、応援よろしくお願いします」と充実した表情で語った。
守安竜也会長
 守安竜也会長は「序盤は固かったね。まあ、前の試合もこんな感じやったし、最後がしっかりしてたからね。今後は誰かやってくれる選手がいたら東京でも出向いて行きたい」と新人王以来の東京進出も視野に入れていると語った。