[試合後談話]2016.9.18
姫路で新旧対決
石橋と清瀬
 兵庫県姫路市内の市川町文化センターひまわりホールで18日、姫路木下ジムが主催するイベント「BIG FIGHT BOXING.47」が開催された。メインイベントでは東洋太平洋バンタム級8位の清瀬天太(20=姫路木下)がベテラン31戦目の石橋俊(28=仲里)を迎えてバンタム級8回戦に臨んだ。
初メインを勝利で飾った
 試合はジャブの差し合いで様子を見る展開が続く、先手をとったのは清瀬、ジャブから思い切り良く踏み込んで左ボディを決め石橋の足を止めにかかる。対して、石橋はジャブから足を使いワンツーで応戦する。6ラウンド、突如足を止めて打ち合い出した両者、最終ラウンドまで壮絶な打ち合いを展開。流血戦は判定に持ち込まれ、有効打で上回った清瀬が初のメインイベンターを勝利で飾った。
倒したかった
 清瀬は「前半はボディを攻めて後半で倒す予定だったんですけど、石橋さんもベテランでうまかったですね。まだまだでした。初のメインは正直気持ちよかったです。来年の今頃にはチャンピオンになっていたので先代の組んでくれた試合をしっかり勝っていきたいと思います」と喜びを語った。
右:木下貴志会長
 木下貴志会長は「相手はキャリアがあるし、粘るのはわかっていた。その相手をスピードを生かして後半で倒す予定やったけどね。もう少し時間があればね。しっかりこれで経験を積んでもらえれば良いです」とひとまず合格点を与えた。