[試合後談話]2016.8.24
京都から世界へ
ヒメネスと大森
 京都市内の島津アリーナ(京都府立体育館)で24日、ウォズジムのイベント「LIVE BOXING」が開催された。メインイベントでは世界ランキング返り咲きを目指す大森将平(23=ウォズ)がWBC世界バンタム級6位のエドガー・ヒメネス(メキシコ)を迎えてバンタム級10回戦に臨んだ。
復帰2戦目もKO勝利
 試合は、序盤、サウスポーの大森は右ジャブを上下に散らし距離を掌握。ヒメネスは低い姿勢でワンツーを狙う。2ラウンド、大森の左ストレートボディが決まりヒメネスの動きが止まる。3ラウンド、好機と見た大森が一気にラッシュを仕掛けヒメネスは前のめりにダウン。そのまま10カウントを聞かせた大森が復帰2戦目をKOで勝利をつかんだ。
完勝に安堵
 試合後、大森は「正直、解放されました。勝たないとジムも(雰囲気が)落ちちゃうんで勝ててよかったです。でも今日も課題が見つかったのでしっかり、来年までキャリアを積みたいと思います」と安堵の表情で語った。「支えてくれたし周りに人達に本当に感謝です」と最後は感謝の言葉で会見を締めた。
大森昌治会長
 大森昌治会長は「まあ、世界ランカーに何もさせんかったからな。これから、将平とも話してこれからのことを決めていきます」と笑顔で会見を終えた。