[試合後談話]2016.8.20
岩川美花のタイトル挑戦は
開始から積極的に仕掛けた岩川
 前王者の竹中佳(30=高砂)が返上したOPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座を懸け、20日の兵庫・三田市駒ケ谷体育館で同門の岩川美花(32)が同級3位ノンギック・シットジャーナート(タイ)と対戦。
自己採点は70点
 開始から積極的に仕掛けた岩川は、踏み込みの速いタイ人の右を被弾しつつも的確なワンツー、ボディでリズムを握ると、3回までに4度倒し最後はレフェリーストップ。3回1分16秒TKO勝ちを飾り、タイトル初挑戦での王座獲得に成功した。
世界へのスタートラインに立った
 岩川の試合前にWBO世界同級王座決定戦に出場した竹中はルイサ・ホートン(豪)に判定で敗れ、世界獲りに失敗。竹中の分まで勝たなければならないと燃えていた岩川は、「やっとタイトルに届いた」と素直に喜びの顔を見せた。また、「これでようやく世界が見えた」と話し、「実力はまだまだ足りないが、伸びる要素はある。2年以内には挑みたい」と世界挑戦に意欲を示した。