[ニュース]2010.11.11
JBC、ユース王座承認へ!
 デイリースポーツによると、JBCはWBCユースタイトル戦(18歳以上23歳以下)の日本開催を容認する方向であることを10日に明かした。
 10月下旬、カンクンで行われたWBC総会で、JBC安河内事務局長がホセ・スライマンWBC会長から開催容認を打診。これを前向きに検討すると約束した模様である。
亀田 和毅
 ユースタイトル戦は、日本では02年6月と12月に名古屋で行われた経緯があるが、JBCはそれ以降、ユースタイトル戦の日本開催を禁止していた。理由として、当時のユースランキングの不備・不当な採点等が開催禁止の理由に挙げられている。
 安河内事務局長は「キッズボクサーにとっても良い目標になる。まず協会と協議することが前提ですが、JBCとしては容認する方向で行きたいと思います」と前向きな姿勢を見せた。
 現在、WBCユース王座は亀田和毅(亀田)がバンタム級を保持し、日本唯一のユース王者である。ユースタイトル戦の日本開催が承認されれば、和毅は12月26日のさいたまスーパーアリーナで行われる「亀田祭り」で、ユース王座の初防衛戦が行われる可能性が高くなった。
 WBCユース王座がJBCに承認されれば、若く有望な選手に世界への門戸が開かれることになり、世界王座挑戦のチャンスが大きく増えることとなる。