ロペスはスーパーバンタム級とフェザー級を制覇し、一時は「ウィルフレド・ゴメスの再来」ともてはやされたが、オルランド・サリド(メキシコ)に倒されてからは負けが増え、11年以降の9戦は4勝5敗と負け越している。しかも敗北はすべてKO(TKO)によるもので、打たれ脆さを露呈している。39戦34勝(31KO)5敗。14年9月以来のリングとなる。対するバスケス・ジュニアも状況は似たようなもので、11年5月にホルヘ・アルセ(メキシコ)に敗れた試合を含め直近の10戦は4勝6敗と振るわない。31戦24勝(19KO)6敗1分。かつてのスター選手同士のカードだが、見るのが怖いような気がしないでもない。