山中とモレノは昨年9月に東京・大田区総合体育館で対戦。試合は接戦になったが、9回のピンチをしのいだ山中が残る3回で反撃して判定勝ち、9度目の防衛を果たした。その後、山中は防衛を10に伸ばし、モレノは挑戦者決定戦を勝ち抜いてリマッチを迎えることになった。モレノは「この試合が決まって嬉しい。前回の経験を生かしてタイトルを必ずパナマに持ち帰る。山中にパンチがあることは分かったが、同時にアゴが弱いことも分かった。今回はしっかり体力をつけてテクニックだけでなく強いパンチも打ち込みたい。必ず勝つと確信している」と話している。戦績は11度目の防衛を狙う山中が27戦25勝(17KO)2分、モレノが41戦36勝(12KO)4敗1分。サウスポー同士の試合となる。