[非公開練習]2016.7.15
それぞれの挑戦
長谷川穂積(真正)
 この夏はビッグマッチが目白押し。都内の帝拳ジムに長谷川穂積(真正)の姿があった。9月16日にWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)に挑戦する、世界2階級制覇王者でバンタム級時代にはWBCのベルトを10度防衛した現役レジェンドは15日、3時間汗を流した。アッパーを中心に細かくフォームをチェック。ミット打ちでは快音を響かせていた。手応えを感じている様子だった。
 またこの日、7月23日※日本時間24日(日)に試合を控えているミドル級世界ランカーの村田諒太(帝拳)が最後のスパーリングを終えた。
「今日は公開スパーの時より内容が良かった。バランスも良く体重も乗っていた。試合では左ボディを使うことになると思う。ここまで力んで打っていたのが修正できた」とトレーニングの成果を話した。トータルで80ラウンドのスパーリングを消化したという村田は「あとはコンディション調整に専念する」。
村田諒太(帝拳)
「野球の広島カープが三振率が減って好調なように自分もぶんぶん振り回すのではなくしっかり打っていきたい。広島を見習いたい」と四半世紀ぶりのリーグ優勝に向けて邁進する赤ヘル軍団の快進撃を引き合いに、ラスベガスで迎えるプロ11戦目のテーマを掲げた。