昨年、全日本フライ級新人王獲得と大阪市立大学大学院進学を成し遂げた「高学歴ボクサー」の坂本真宏(24=六島)は現在7戦全勝、日本フライ級14位、そして東洋太平洋同級8位と躍進を続ける。高学歴ボクサーと聞くと「クレバー」な戦いを想像するが、実は「出たとこ勝負」の気持ちで打ち合うガチガチなファイターである。坂本を担当する武市(晃輔)トレーナーにも常々「ボクシングIQ」の低さを指摘され、坂本は「今年はクレバーなボクシングもやります」と高学歴を生かすと燃える。次戦は7月31日(日)、住吉区民センターで戦績も倍以上ある諸一宇(33=尼崎)を迎えフライ級8回戦。「今年の目標は全勝」と気合の入る坂本に現在の心境を聞いた。