[ニュース]2016.6.2
映画「サウスポー」6.3公開
父と娘の感動作!
 ボクシング映画「サウスポー」が明日3日より全国で公開される。映画は主人公ビリー・ホープがディフェンス無視のファイタースタイルでライトヘビー級の頂点に登りつめたところから始まる。莫大なファイトマネーを手にし最愛の妻、娘と豪邸に暮らすが、怒りを抑えられない衝動により、すべてを亡くし転落。生きる気力も失ったビリーだが、たった一人残った娘の信頼を取り戻すため無名のトレーナー(フォレスト・ウィテカー)に師事し、自身の内面に向き合いながら再起にかける――。
 監督は2001年公開の「トレーニング デイ」で脚光を浴びたアントワーン・フークア。もともとはヒップホップアーティストであるエミネムの半生にインスパイアされた作品で主人公もエミネムが演じる予定だったが、急遽ジェイク・ギレンホールが抜擢され、半年間におよぶトレーニングでボクサー体型を作り上げた。すでに公開されたアメリカでは「ボクシング映画の新機軸を打ち立てた」と絶賛。またひとつボクシング映画の名作が生まれた。ちなみに主人公はオーソドックスだが、映画後半でタイトル「サウスポー」の意味が分かる。