[ニュース]2010.10.12
名城、再起戦圧勝!
左:名城 右:イワン
 前WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(六島)の再起戦が11日、バンタム級10回戦として、大阪市住吉区民センターで行われた。
 来年1月に出産予定の智子夫人が見守る中、インドネシアスーパーバンタム級4位のイワン・キーに3回1分42秒テンカウントを聞かせ勝利を飾った。名城は2回、イワンを追いかけながらアッパー気味の右フックでダウンを奪うと、終了間際にはニュートラルコーナーに詰めて二度目のダウンをとった。
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インターバル中のコーナーでは「モットやりたいなぁ」とリングサイドにも聞こえる声で笑みを見せた。
 3回には、打ちおろしの右ストレートでフィニッシュ。この日は、智子夫人の誕生日。さらに12日は名城の誕生日でもあり、試合後の控室は和やかムードに包まれた。
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名城の控室には大勢の報道陣が集まり会見に応じた。第一声は「冷静に戦えたし、相手もやる気があったので面白かった」。今日のテーマはの問いには「地に足をつけるようにリングに上がる事でした」と語った。
名城夫妻
 「スロースターターだけど、今日は初回から自分のボクシングを荒々しく試してみた。本当は、リング中央で倒したかった」とも。「出来れば、もう少しレベルが上の相手と戦い経験を積みたい」と謙虚に話した。
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 会見後、所属する六島ジム枝川会長は、9日にV2を飾ったばかりのウーゴ・カサレス(メキシコ)に、すぐにでも対戦オファーを出すつもりと語った。