[ニュース]2016.5.20
WBAが河野公平に指令
河野のV4戦は統一戦か
 WBAは日本時間20日、スーパーフライ級王者の河野公平(35=ワタナベ)に対し、暫定王者ルイス・コンセプション(30=パナマ)と統一戦を行うよう指令を出し、6月19までに交渉がまとまらない場合は入札になると発表した。河野は先月27日に7位インタノン・シッチャモアン(タイ)を判定で下し、3度目の防衛に成功した。
リング上で対面した河野とコンセプション
 戦績38戦34勝24(KO)4敗のコンセプションは09年にWBA暫定フライ級王座を獲得後、11年に亀田大毅の王座返上に伴い正規王者に昇格したが同年、9位エルナン・マルケス(メキシコ)に敗れ、暫定を含め3度防衛した王座から陥落。その後階級を上げ、昨年4月にWBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に挑戦し失敗するも、9月にデビッド・サンチェス(メキシコ)とWBA暫定王座を争い、10回終了TKO勝ちで2階級制覇に成功した。12月にはWBA総会が開かれたパナマシティでエルナン・マルケスと再戦し、判定勝ちを収めリベンジをはたすとともに初防衛に成功した。この試合は総会に招かれていた正規王者の河野も観戦。「パンチがありアグレッシブな選手。戦ったら噛み合うと思う」と対戦をイメージしていた。