[前日計量]2016.5.7
アンダーカードも注目の一戦
井上拓真の防衛戦
 8日に東京・有明コロシアムで開催される「ボクシングフェス5.8」はアンダーカードも充実。OPBF・東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ、王者の井上拓真(20=大橋)と同級5位アフリザル・タンボレシ(30=インドネシア)の一戦、54.4kg契約8回戦に出場するWBO世界バンタム級3位松本亮(22=大橋)とビクトル・ウリエル・ロペス(21=メキシコ)の前日計量が、都内のホテルで行われた。
闘志をみなぎらせる
 2度目の防衛戦に臨む拓真はスーパーフライ級のリミット100gアンダーの52.0kg、タイトル初挑戦のタンボレシは300gアンダーの51.8gで両者ともに一発クリア。「相手の映像はあまり観ていないが、それより自分のボクシングをしてしっかり倒したい。できれば前半KOが理想」と判定勝ちが続いている拓真は豪快なノックアウト勝ちで、後に続く世界戦にバトンを繋げると力強く宣言した。
左:ロペス 右:松本
 メキシカンを迎えての世界前哨戦となる松本はリミットちょうどの54.4kg、ロペスは200gアンダーの54.2kgで無事に秤を降りた。「調整はバッチリ。明日は期待していてください」と笑顔をみせた松本は「良い試合を見せてもっと注目度を上げる。何ラウンドになるかわからないがチャンスがきたら決めにいく」と自然体でKO勝ちを目指す。
仕上がったと松本