[海外ニュース]2016.4.30
フランプトンが王座返上
レオ・サンタ・クルス
 7月30日に米国ニューヨークでWBA世界フェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルス(27=メキシコ/米)への挑戦が決まったカール・フランプトン(29=英)が、14年9月から保持していたIBF世界スーパーバンタム級王座を返上した。これを受け、指名挑戦権を持つ1位の和氣慎吾(28=古口)が王座決定戦に出場することが事実上決定した。
和氣の世界挑戦はまもなく発表か…
 フランプトンは今年2月、WBA王者のスコット・クイッグ(英)に判定勝ちを収めて2団体の王座を統一したが、4月にWBA王座は剥奪された。こうしたなかサンタ・クルスとの交渉を進めてきたが、7月30日に対戦することが決定したためスーパーバンタム級のIBF王座を返上することになった。
 最新のIBFスーパーバンタム級ランキングでは1位が和氣で2位は空位、以下、3位=レイ・バルガス(メキシコ)、4位=アルベルト・パガラ(比)、5位=スコット・クイッグ(英)、6位=ジェシー・マグダレノ(米)、7位=ジョナサン・グスマン(ドミニカ共和国)、8位=マイク・タワッチャイ(タイ)、9位=小國以載(角海老宝石)、10位=岩佐亮佑(セレス)となっている。
 フランプトンは「シンゴ・ワケが王座決定戦で最高の結果を得られることを願っている」とエールを送っている。