[ニュース]2016.4.23
フランプトンとサンタクルスが合意か!?
フランプトンとサンタクルス
 IBF世界スーパーバンタム級王者カール・フランプトン(英=22戦22勝14KO)とWBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタクル(米=33戦32勝18KO1敗)が、夏にもニューヨークで対戦すると23日、海外メディア各誌が報じた。
 フランプトンは2月にWBA王者スコット・クィッグとの英国ダービーを制し2団体を制覇。その後、WBAより暫定王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)との統一戦を指示されたが応じず、WBA王座を剥奪された。残るIBF王座は指名挑戦権を持つ1位の和氣慎吾(古口)と今月28日までに交渉をまとめるようIBFから指令が出されているがこれも無視。水面下でサンタクルス陣営と交渉を進め、本日合意に至ったとフランプトンのマネージャー、バリー・マクギガンがツイッター上で発表した。
いつでも準備ができいると和氣
 これによりIBF王座が空位となった場合、和氣と王座を争う可能性は、IBFが2位決定戦と認定している今月29日(日本時間30日)の7位ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国=20勝20KO無敗)と14位ダニエル・ロサス(メキシコ=20勝12KO2敗1分)の勝者が有力だが、和氣をプロモートする協栄ジムの金平桂一郎会長は、「2位決定戦の勝者を待っていたら期間が空きすぎる」と否定的な見解を示している。