[ニュース]2016.4.11
大尊康輝「成り上がる」
大尊康輝
 大阪市内の六島ジムで11日、WBC世界ユースタイトル戦を目前に控えた日本ミドル級6位で東洋太平洋同級9位の大尊康輝(23=六島)の新しい入場曲が発表された。曲は昨年6月から同ジムに練習に来ているラッパーの仏師(ぶし)氏が作詞作曲した「常勝」。当日は仏師氏の生歌とともに入場する予定。
 試合は4月17日(日)、住吉区民センターで午後3時、第1試合開始予定。
中央:枝川孝会長
 会見の冒頭、枝川孝会長は「4月17日はメインで大尊がWBCユースタイトルをやります。そこで、昨年からうちで練習生をしているラッパーの仏師君が入場曲を作詞作曲してくれたので、当日は一緒に歌いながら登場することになります。自分も若い頃にいろんなことで助けてもらったから、若い人がここから大きく旅立ってくれたら良いと思います」と新たなチャレンジを発表した。
ラッパーの仏師氏(30)
 ラッパーの仏師氏(30)は「昔からボクシングに憧れがあり昨年から六島ジムにお世話になっている仏師です。練習しながら大尊くんと意気投合し、2人とも今から上にあがっていくという共通点もあり、曲を書いて入場曲にしてもらうことになりました。当日は一緒に入場して生歌を歌わさせてもらって自分も一緒に戦うつもりで頑張ります」と意気込みを語った。
大尊康輝(23)
 最後に大尊は「曲を聞かせてもらってドンピシャでした。自然と体も動く感じですね。昨年のタイトル戦のあと、仏師君とよくご飯を食べる機会があって、お互い成り上がりたい気持ちがあり意気投合しました。もし良ければ、一緒に成り上がりたいという共通点もあったから、僕の入場曲を作って欲しいとお願いしました。メイフェザーがアメリカでラッパーと一緒に入場するように夢を持っていけたら良いと思っています」と新しい入場曲とともに成り上がると夢を語った。
試合は4月17日、住吉区民センター