[前日計量]2016.4.9
柴田直子「基本の見直し」
左:タヌトン 右:柴田
 10日、埼玉県・草加市文化会館で開催される「熱闘女子BOXING」のメインイベント、女子49.0kg契約8回戦に出場するIBF女子世界Lフライ級王者・柴田直子(35=ワールドS)の前日計量が都内のJBC事務局で行われた。タイトルを3度防衛している柴田はノンタイトル戦でタヌトン・ソークナウォン(タイ)と対戦する。
誕生日は試合が終わってから
 前回の防衛戦から5ヶ月ぶりの試合となる柴田は、200gアンダーとなる48.8kgで一発クリア。世界戦ならではの調印式や記者会見がないのは久しぶりだという柴田は「世界戦じゃないとこんなにチャッチャッと終わるんでしたっけ?」と周囲の笑いを誘った。昨年の防衛戦は苦戦が続いた柴田は「今回の試合は基本の見直しをしてきた。明日はボディから崩してKOを狙う」とノックアウト勝ちを目指す。今月4日で35歳を迎えた柴田だが、体力も気力も充実。次戦に予定されているOPBF東洋太平洋同級王者・竹中佳(29=高砂)との指名試合の前に内容のある勝ち方にこだわる。
 一方、これが初来日となるタヌトンは100gアンダーの48.9kgでゆっくりと秤を降りた。
タヌトン・ソークナウォン