[海外ニュース]2016.3.29
ベテルビエフが6/4に復帰戦
 拳の負傷でブランクが続いていたライトヘビー級の世界上位ランカー、アルツール・ベテルビエフ(31=露/カナダ)が6月4日、1年ぶりにリングに上がることになりそうだ。
 ベテルビエフはアマチュア時代にセルゲイ・コバレフ(露=現WBA、IBF、WBO王者)に2勝しているほか08年北京大会、12年ロンドン大会と五輪に連続出場するなど輝かしい実績を残している。13年6月にプロ転向後も頭角を現すのは早く、9連続KO勝ちで世界上位に進出。しかし、昨年6月の試合で拳を痛め、世界前哨戦をキャンセルしていた。イボン・ミシェル・プロモーターは復帰戦を6月4日にカナダ国内で行う意向だが、開催地や相手は決まっていない。ライトヘビー級はコバレフとアンドレ・ウォード(米)の対決が11月に計画されており、こうした動きをにらんでベテルビエフ陣営も2、3戦の調整試合をしたあとで勝負に出るとしている。