[試合後談話]2016.3.20
大内淳雅、タイトルに意欲
地元で大内が魅せた
 20日、兵庫・市川町文化センターで開催された「BIG FIGHT BOXING.46」のメインには、市川町出身のOPBF東洋太平洋Lフライ級4位、日本同級10位の大内淳雅(30=姫路木下)が登場。元日本フライ級ランカーの金沢晃佑(23=大鵬)を相手に7回KO勝ちし、12年9月以来のタイトル挑戦をアピールした。
2度のダウンを奪い快勝
 試合は大内がポジショニングを変えながら細かいフェイントを入れ左ボディ、右ストレートを好打。3回に右ストレートでダウンを奪うと、追い上げを図る金沢に下からワンツー、フックで突き放し、最後は左右の連打でフィニッシュ。金沢が倒れると同時にセコンドからタオルが投入された。大内は大きなピンチもなく7回KO勝ち。網膜剥離からの復帰後4連勝で20勝目を飾った。
タイトル挑戦に弾みをつけた大内
 試合後、初回からペースを掴めたと切り出した大内は、細かいパンチを不用意にもらった点は反省したが、ダウンを奪った右の手応えもバッチリと笑顔。ベストはLフライだが、階級を変えてでも今年中に何らかのタイトルに挑戦したいと意欲を見せた。