[前日計量]2016.3.17
世界をアピールする舞台!
粉川vs黒田
 明日18日、後楽園ホールで開催されるチャンピオンカーニバル、日本フライ級タイトルマッチの前日計量が都内のJBC事務局で行われ、王者の粉川拓也(30=宮田)、挑戦者の同級1位、黒田雅之(29=川崎新田)ともにリミットを100g下回る50.7kgで一発クリア。明日の対決に向け意気込みを語った。
世界へのステップにしたい
 2度目の防衛戦に臨む粉川は、「食べながら無理なく減量ができた。体調はバッチリ」と笑顔。過去、スパーリングをしたこともある挑戦者については「スピードは僕の方があるし、前回の課題を活かしパンチをもらわない自信もある。チャンスがあればKOを狙いたい」と自信を示し、世界に再挑戦するためにもこの試合を足がかりにしたいと意気込んだ。
粉川選手と戦うことに意味がある
 一方、挑戦者の黒田も「心身ともにコンディションは良い。自分のボクシングができれば問題はない」と自信たっぷりに発言。今月6日に東洋太平洋女子Sフェザー級王座を奪取した同門の三好喜美佳、同じく11日のタイトル戦で日本&東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄(ワタナベ)から大金星を上げた西田光に続けと期待されるが、本人は「老獪な王者だけにそこの気持ちを抑えることが大事」と至って冷静だ。黒田も2度目の世界挑戦を目指し、文句のないチャンピオンを破って世界に弾みをつけたいと闘志を燃やした。